お客様からをご指摘をいただきました。

「ハンカチホルダーのカシメが、いつの間にか外れて、ハンカチホルダーをハンカチごと失くしてしまった」とのことでした。

 

 

発売前のこちらでのチェックが甘かったこと、とても反省しております。

こういったことは、こちらで検証をして、きちんと対策してあるべきでした。

ハンカチも一緒に失くされたとのことで、本当に申し訳なく思っております。

 

 

布製ハンカチホルダーの時には、このこと(ハンカチホルダーごと落としてしまう)を恐れて、スナップで留めた上から針で布を縫い付ける補強を、必ずしていました。

PVC製にしてからも、当然このことはしっかりと対策しなければならなかったはずなのに… 注意が足りていませんでした。

 

 

今、考えている対策は、

カシメのネジを閉めるときに、ネジに接着剤を塗ってからドライバーでしっかりと閉じる方法を取る ことです。

 

 

昨日、うまく出来るか試してみたのですが…

金属対応の瞬間接着剤を塗ってからドライバーで閉めようとしたところ、

瞬間接着剤は直ぐに乾くので慌てたこともあり、ネジに接着剤を多くつけすぎて、接着剤が、ネジを閉めた段階で外にはみ出し、カバーに付着してしまいました…

愚図すぎる(_ _)

 

 

数時間経ってから、ネジザウルス(という工具)とマイナスドライバーとで、強度を確認したところ、ガッチガチにくっついていて、もう外れませんでした。(合格?)

ただ、はみ出したことでカバーに付着した接着剤…

これが、ウェットティッシュで擦ってみましたが取れませんでした(T_T)(不合格)

 

 

それで、ネットで調べたところ、すぐに(1分くらいで)出てきたのが、「ネジの緩み止めにボンドが使える!」というどなたかの投稿で、

接着剤みたいに固まるのにドライバーやスパナである程度力をかけたら解除されるとのことです。

ボンドとは木工用のものですが、これは成分が酢酸ビニル樹脂で、成分がネジ止め剤とほぼ同じなのだそうです。

他にも幾つか同様の投稿がありましたので、このボンドを、カシメに試してみました。ネジにボンドを塗ってからドライバーでしっかりと閉じました。

その際に、ボンドをカバーにわざと付着させてみました。それで、1日置きました。

ただ、この方法についてですが、ボンドだと完全に乾くまで強度が出ません。

ボンドは木工用なので、ネジに期待できるのは接着効果ではなく、この方法は、固まった固形物にネジが引っ掛かるのを利用してネジの緩みを抑えるという主旨のものみたいです。

ボンドが完全に乾かないうちに強度を確かめようとしてネジを回すのは、出来かけた固形物が中途半端にヨレてしまうので、よろしくありません…

この方法も、ちゃんと乾かせて強度を出せるのなら悪くない方法だと思いますが、カシメをしっかりと閉めると、ネジに塗ったボンドが完全に乾くまでに何日か掛かると思います。

カバーにわざと付着させたボンドの方は、ウェットティッシュで擦りましたがスルッと取れました。(合格)

ボンドは乾くと透明になりますし、カバーに付着しても後で爪先や楊子でカリカリすれば取れるくらいでしたから、塗った時にボンドがはみ出しても、それほど気にしなくて大丈夫だと思います。

 

 

その後も色々と調べましたが、

販売するハンカチホルダーoriduruには、カシメを閉じる際、ネジゆるみ止め専用の接着剤(嫌気性)を使うことにしました。

ネジゆるみ止め専用の接着剤であれば、ちゃんと金属同士の接着効果が期待できるので、こうした専用の接着剤の方が信頼度は高いです。

 

 

ねじ緩み止め用接着剤は選べる強度に段階があって、

力を加えると外れる(低強度)→ 絶対に外れない(高強度)まであります。

これは、どれを選択するか迷うところですが、

中強度は、しっかりと着くが、工具で強めに力を加えると外れる。

高強度だと、永久固定、取り外し不可能!だそうです。(もう絶対に逃れられない感が怖い… )

それで、今のところ中強度が適当かなと思っております。

 

 

この中強度のネジゆるみ止め接着剤(嫌気性)を取り寄せて、カシメに試してみました。

ネジに接着剤を塗ってからドライバーでしっかりと閉じました。

その際に、接着剤をカバーにわざと付着させてみました。

嫌気性接着剤とは、あまり聞きなれないですが、「空気の遮断によって固まる」接着剤なのだそうです。

カシメのネジに接着剤を塗りカシメをしっかりと閉じた状態にすると初めて硬化が始まります。固着時間は20分だそうです。

30分くらい経ってから、ネジザウルスとマイナスドライバーとで、強度を確認したところ、ガッチガチにくっついていました。(合格!)

さて、カバーにわざと付着させた接着剤、こちらの方は20分程置いてからウェットティッシュで擦りましたが、スルッと取れました。

嫌気性なので、20分放置しても液体のまま固まらないのです。ただ、接着剤の色(青)が染み付いてシミになってしまいましたので、その点は残念でした。

青色のシミは、黒カバーなら判らない程度かと思いますが、白カバーだと判るというか、だいぶ目立ちます(><)

付着してしまったら即、ウェットティッシュなどで拭き取るようにすれば、大丈夫そうです。即です!(ギリギリ合格?)

 

 

当店では、「oriduruのカバーを自作しませんか?」などと最近、投稿を出していたので、

お客様自身にカシメのネジを閉じていただく時のことも考えなければと思っていたところでしたが、

お客様自身でカシメのネジを閉じていただく際にお使いいただけるように、

販売している「パーツ単品(シングルタイプ /ダブルタイプ)」には、小さな容器に入れたネジゆるみ止め接着剤(嫌気性)を付属させることとします。

爪楊枝を使ってカシメのネジに塗ると塗りやすかったので、爪楊枝も一緒に入れておきます(^-^)

 

 

今回、カシメが外れてしまったお客様、また、それと同等の商品をお届けしているお客様には、大変ご迷惑をお掛けしました。

状況確認やお詫びなど致しましたところ、逆に温かいお言葉を掛けていただけて、とても有難く感じました。

 

 

メーカーでもない ‘ただの個人’ が突然思いついて作った商品、誰からのレビューも付いていない商品を、それでも期待して購入してくださるお客様のことを、

今後、失望させるようなことをしていきたくないと思いました。

 

 

どれだけ使いづらい商品であったとしても、どれだけデザインがパッとしない商品であったとしても、

それ自体が突然落ちてなくなるだとか、それの中に入れていたものが一緒になくなってしまうだとか、そういう事態が起こることに比べたらまだ全然よいわけで…

そういう意味で、今回は、一番最悪な事態を引き起こしてしまったと、深く反省しております。

 

 

色々な方向からの品質のチェックを、今後、行っていかなくてはならないと思っています。

新しい商品も、また開発していきたいので、今後とも応援していただけましたらと思います。

宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

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